買い物依存症を克服するブログ

買い物依存により借金約300万円を抱えてしまった独身アラサーOLのブログ

買い物依存症になった理由(自己分析)

 

 実家は貧乏で、日用品は「一番安いもの」を買う、ずっと親から「うちはお金がない」「定期貯金を崩さないといけない」という愚痴を聞かされていて、「お金を使う」ということに罪悪感がありました。 親を困らせないように欲しいものがあってもねだったことはないし、弟や妹がなにも考えずに「あれほしい」とねだっていたら、すごくむかついたのを覚えています。親は貧乏だった自分と同じ思いを子どもにさせないようにと、いろいろやってくれましたが、長女だった自分は一番近くでそういう愚痴を聞かされていました。

 大学を卒業し就職して、自分で自由に使えるお金を手に入れるようになると、はじめて「自分で好きにお金を使える」喜びを知りました。日用品だって、お店にある中で一番安いものを買うのではなく、好きなものを選んで買う。また、日用品ではなく、嗜好品であるお洋服や化粧品を好きなだけ買う時、自分に「力」があるように思えました。貧乏で好きなものをほしいと言えなかった子どもの頃の自分に、もうあの頃の自分とは違うよ、自分の力で好きなものを買えるんだよと、言い聞かせて買い与えているようでした。

 自分は優柔不断で、洋服で色に悩んだ時、最初のうちはバリエーションの中で一番好きな色を一着だけ買っていましたが、その後「やっぱりあっちの色が良かった」となり、その色も買ってしまうことが多くなっていきました。また、もしそういう時にお洋服が完売してしまっていた時、諦めきれずに、オークションなどで、どれだけ高くても買って手に入れないと気がすみませんでした。最後には、後悔することが怖いから、最初から色に悩んだときは両方買うようになってしまいました。

 ニキビがひどく、ケミカルピーリングやフォトフェイシャルにうん十万円使いました。脱毛にも何十万も使いました。二の腕が太いことが悩みで、脂肪溶解注射などに手を出したこともあります。

 結局は、我慢が全くできない性格なのです。実家が貧乏だったからなんて、なんの理由でもありません。結局はおとなになった自分が、我慢ができないだけなのです。

 ストレス解消方法を買い物以外に知らず、友人もいない、趣味もないため休日にやることが買い物しかない。店員さんにしゃべりかけられると「あなたはこの店で買い物することを認められた人間です」と言われたようで嬉しくて、買ってしまう。

 以上が、自分が買い物をやめられない自己分析です。

 文の中で過去形になっている部分がありますが、全て現在進行形です。今もまだ、買い物依存症は治っておらず、借金は返しても返しても減っていません。

 今年、今までに作ってしまった借金を返す。それと同時に、変になってしまった金銭感覚を元にもどす。そのためにこのブログを立ち上げました。

 よろしくお願いします。