買い物依存症を克服するブログ

買い物依存により借金約300万円を抱えてしまった独身アラサーOLのブログ

『MINIMALISM』という映画を見た

f:id:dnrs:20190302094340j:image

 

昨日Netflixで観た映画。
『MINIMALISM』
ミニマリズムを世界に広めた男性二人組のツアーのドキュメンタリーを軸に、様々な人たちのミニマリズムや消費購買に関する考え方が展開されていく映画です。
テレビをつけても街を歩いてもスマートフォンを開いても、何かを「買わせよう」と購買意欲を煽る広告まみれの世界になり、「物を持っている」ということが豊かさの指標となっている。でもそれって本当に幸せなのか?という問いかけで溢れています。
星新一ショートショートで、どこに行っても(普通に暮らしていても)広告が目に入り、広告から逃れるためにはお金を払わなければいけない…という話がありましたが(うろ覚えですが)それを思い出しました。
映画の中で主人公が「大量消費社会の中で、自分が選択し手に入れている「物」が自分を形どるのか?自分はこういう人間ですという表現のために物を買うことが、本当にそのためになっているのだろうか?」と述べているシーンがありましたが、自分のアイデンティティを物質に語らせることなんて幻想であることだなぁと気づかされました。
この映画を観て受け取るメッセージは人それぞれだと思いますが、自分の消費行動について立ち止まって考えるきっかけになると思います。