今日は借金完済記念日だよ
2019年12月11日に借金を完済して、1年が経ちました。
完済1年記念日ということで笑、ちょっとこの1年を振り返ってみたいと思います。
2020年4月は仕事の環境の変化もあり、一瞬ぶり返しのようなものがありましたが、それ以外は割と平穏に生活できたのではないかと思います。
一番意識していたのは、この1年だけは貯金を優先させようということです。
毎月10万円くらい借金を返してきて、返し終わったからといってその10万円を好きなモノやコトに使ってしまっては、せっかくできた良い習慣が水の泡になってしまう。なので、その10万円をそのまま貯金にスライドさせよう。そうすれば借金を返してきたスピードそのままで貯金ができる。決して今後永遠にそういう生活なわけではなくて、あと1年だけ、リハビリの気持ちでやってみよう。そんな感じで1年過ごしました。
その結果、1年で270万円の貯金が達成できそうです。
人生で初めて貯金ができました。そのきっかけが借金というのも皮肉なものだと思います。この270万円はただの270万円じゃなくて、借金生活の中で培った習慣の対価だなぁと感慨深いものがありますね。借金を美化するわけではないですよ!もちろん経験しない方がいいに決まっています…。
この1年は「自分へのご褒美」も極力なくしました。わたしはひとつものを買うと弾みがついてこれもあれも…となってしまうので、はなからものを買わない方が節制に向いています。完済のご褒美も特に何もしていません。完済だけではなく、ほかの色々な場面でも「頑張った自分のためになにかしてあげたい!」と思いはしますが、やらなくても案外寝て起きればスッキリするものです(完済後にスマホは替えたけど…)。
一番の自分へのご褒美は貯金が貯まっていくことなので、それを最優先させました。
12月11日、仕事のお昼休みに駆け込んだコンビニのポート機で借金を返し終わり、機械から出てきた「ご返済後残高:0円」という用紙を見た瞬間「いままでほんとうにつらかったなぁ…」と泣けてきて、視界がじんわりにじむ中、横断歩道を渡って会社に戻ったことは一生忘れません。
来年はどうなるでしょうか。おそらくコロナの影響もあり、ボーナスも減るだろうし、今年みたいに順調な貯金はできそうにないですね。
わたしはとにかく「すごい」ことがしたい、「すごく」なければやる意味がないと思ってしまう性格で、今年を超える貯金ができそうにないと思った瞬間タガが外れる予感しかしていないのですが、なにごとも凡庸がいちばんなのだということを学んでいく1年にしたいと思います。
借金があったころあれだけ願っていた「ふつうのひとになりたい」、今年はそれを叶えられたと思うので、継続は力なり、2021年もがんばります!